2006/12/31

【お願い】スクリプトの配布に関して

"KOH@Maxscript"にお越し頂きありがとうございます。

このサイトを立ち上げてから気付けば一年半の月日が経過しました。その間、とても嬉しいことに数多くの方々から"スクリプトの問い合わせメール"を頂いております。スクリプトを作り始めた頃は"不特定多数のユーザーに対して自由にダウンロード可能"としていたのですが、今では"スクリプトを使用したい方はメールでの問い合わせ"をお願いしております。なぜこのようにわざわざ面倒なことをさせてしまっているかと言いますと、「少しでも多くの方からスクリプトの感想やご意見・バグ報告といったフィードバックを頂きたいと考えているから」なのです。やはり1人ではソフトの使用用途も限られますし、アイデアを出すのにも限界があると考えています。しかし実際にそのかいあって、2006年は多数の意見や要望、さらには会社訪問やスクリプト制作の仕事依頼までお受けすることができ大変感謝致しております。

ユーザーの方々の中には"メールを送らなければならない"ということにかなりの抵抗を持っている方もいらっしゃるかと思いますが、それを機にご意見・要望を頂ければできる限りの対応はさせて頂くつもりです。決してスクリプトを配布する代わりにご意見を下さいと言っているわけでありませんし、強要するものでもありませんので気軽にメールを送って頂ければと思っております。

KOHScriptの使用者の方々、スクリプトを掲載して下さっているHALLUCINOのさとう様には大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

2006/12/28

VRayConverter v2.2


ダウンロードはこちらから
tested using Max 9(vray1.5SP1)
英語版・日本語版共に使用可。


■説明
V-Rayマテリアルから標準マテリアルへの変換を行うスクリプトです。

□対応マテリアル
○VRayMtl(⇒Standard)、VRayBlentMtl(⇒Blend)、VRay2SidedMtl(⇒DoubleSided)
※マルチマテリアルや合成マテリアルにVrayマテリアルが割り当てられている場合も変換可能。

--詳細--
○BumpMapとその値のコピー
○DisplacementMapとその値のコピー
○DiffuseMapとその値のコピー
○OpacityMapとその値のコピー
○シェーダタイプ(phong,blinn)に一部対応
⇒変換時、シェーダタイプによりGlossiness、Specular、SpecularLevelの値を変えないといけないのですが計算式が複雑すぎてまだ未対応です。現在では、シェーダタイプが切り替わるだけになっています。
○Reflectionカラーの明度をもとに標準マテリアルのリフレクションにRaytraceマップとその値が設定されます。マップが適用されている場合はRaytraceマップをマスクする形でそのマップが適用されます。
○Reflactionカラーの明度をもとにOpacityの値が変更されます。また、マップが割り当てられている場合は標準マテリアルの屈折にレイトレースマップが適用されます。その他、IORの値が標準マテリアル"Exteded Parametersタブ"にある"index of Reflaction"に引き継がれます。
○”Optionタブ"にある"Doble-Sided"にチェックが入っている場合は、標準マテリアルの"2-Sided"にチェックが入ります。
○HilightGlossineseにマップが適用されている場合は標準マテリアルの光沢にそのマップと値が適用されます。
--------

□シャドウ
VRayShadowが使用されているライトはすべてShadowMapに変換されます。

--更新履歴--
v1.0はこちら
v2.2はこちら

2006/09/29

VrayConverter v1.0


使ってみたい方はメール下さい
tested using Max 8 SP3 E(vray 1.47.03)

最近仕事でVrayを使う機会が多くなってきました。自分の場合、初期の段階ではレンダリング時間などの関係で標準マテリアルを使うことがほとんどなので、最終的にはVrayマテリアルに変換して絵を仕上げていく必要があります。標準マテリアルからVrayマテリアルへの変換を一括して行ってくれるスクリプト"VrayMtlConverter"がすでにあるので試しに使ってみたのですが、パラメーターの値やDiffuseマップ以外のマップまでは変換してくれないようです。標準マテリアルとVrayマテリアルでは各設定項目で違う部分が多々あるのでなかなかそのまま変換するというわけにも行かないのですが、自分なりに変換しても問題ないと思われる設定項目(マップとその値)を変換してくれるように1からスクリプトを書いてみました。

機能は以下の通りです。
○標準マテリアルからVrayマテリアルへの変換、割り当て
○Vrayマテリアルから標準マテリアルへの変換、割り当て
○Diffuseのカラー、マップ、値のコピー
○Opacityのマップ、値のコピー
○Reflectionのマップ、値のコピー
○Refractionのマップ、値のコピー
○Bumpのマップ、値のコピー
○マテリアルの名前のコピー(同じ名前のマテリアルが重複しないように変換したマテリアルには"_standard","_vray"という名前が追加されます)
○シーンマテリアルの変換は48個までに設定してあります。
※MultiMaterialなどその他のマテリアルに関してはまだ未対応です

■追記
Vray1.5からは標準で搭載されているスクリプト"Vray Scene Converter"でほとんどのマテリアルに対応するみたいですね(^^; このスクリプトは不要か・・・

2006/07/03

KOH Scritpts v1.7

半年振りに"KOH Scripts"をアップデートしました。



更新内容は以下のとおりです。
○LocalTransformの廃止
○SelectionSaveの廃止
○SceneChangerの搭載
○バグ修正などでアップデートしたスクリプトの搭載
(UVW Mapper , UniqueControl , Selecter , PieChartTool , SPCutter , VisibilityKeyer)

また更新に伴ってHTML HELPも更新いたしましたので内容をごらんになりたい方はこちらからダウンロードしてください。

2006/06/15

UVW Mapper v1.4

複数オブジェクトにUVWマップをまとめて適用させることのできるスクリプト「UVW Mapper」をアップデートしました。詳しくはこちらをご覧ください。

2006/06/05

SceneChanger v1.2

「場面ごとに使うオブジェクト、カメラ、ライトを登録」しておくことでシーンを切り替えることのできる"SceneChanger"をアップデート(v1.1⇒v1.2)しました。
詳細はこちら⇒http://kohscript.blogspot.com/2005/09/scene-changer.html

2006/05/31

UniqueControlアップデート

オブジェクトのコピー、インスタンス、参照の相互変換を行うことができる"UniqueControl"のバグをいくつか修正しました。詳しくはこちら⇒http://kohscript.blogspot.com/2005/05/uniquecontrol.html

2006/05/30

SceneChangerアップデート

「場面ごとに使うオブジェクト、カメラ、ライトを登録」しておくことでシーンを切り替えることのできる"SceneChanger"のバグを修正しました。
詳細はこちら⇒http://kohscript.blogspot.com/2005/09/scene-changer.html

2006/03/17

UVW Mapperアップデート


UVW Mapperをアップデート致しました。
"DeleteModifier"の使い勝手が非常に悪かったのでもう少し使いやすくすることにしました。
具体的には、削除するモディファイヤのスタックレベルを指定することで複数オブジェクトのモディファイヤをまとめて削除することができるようにしました。

詳しくはこちらをご覧下さい。

2006/02/01

バグ修正いろいろ

"KOH Scripts"のちょっとしたバグ修正をいくつか行ないました。
主に行なったことは、オブジェクトが選択されていない状態でスクリプトを作動させたときのエラー回避です。

以下に修正点を記載しておきます。
○KeyShifter
 オブジェクトが登録されていない状態で"MoveUP"ボタンを押した時のエラー回避
○PieChartTool
 ①円グラフを作成していない時に"Animate!"ボタンを押した時のエラー回避
 ②Angleを1つも指定しないで"Create!"ボタンを押した時のエラー回避
○Selecter
 オブジェクトを選択していない状態でsortボタンを押した時のエラー回避
○SPCutter
 オブジェクトを選択していない状態で"do""Slice"ボタンを押した時のエラー回避

普通に使えば問題ない修正点ばかりですがご報告まで。

2006/01/30

SPCutter バグ修正

ポリゴン分割を行なう「SPCutter」のバグ修正を行ないました。
"Scissor hands""PolyCutter"ともにオブジェクトをトップビュー以外で作ると、ローカル座標が変わってしまいスクリプトがうまく動作しないというバグがありました。"Scissor hands"に関してはこのバグ修正行ない、"PolyCutter"は座標系をローカルにしてやればうまく作動することがわかったのでお知らせします。

--詳しい修正内容--
"polyOp.slice <Poly poly> <facelist> <ray plane_and_dir>"の"Ray"を用いることで方向ベクトルを設定して解決することができました(^^)/

2006/01/20

KOH Scriptsアップデート!

最近、スクリプトを使用したいとのメールを多く頂き誠にありがとうございます。まだまだ勉強不足の上になかなか勉強方法のないMAXSCRIPTですが、皆様の手助けに少しでもなれば幸いです。

"KOH Scripts"を夏からアップデートしていなかったので暇を見つけてアップデート致しました。



更新内容は以下のとおりです。
○"FitSizeToImage"を追加
○"FrameRateChange"をバージョンアップ
○"Keyloader"をバージョンアップ
○"LocalTransform"を追加
○MAX8に対応

また更新に伴ってHTML HELPも更新いたしましたので内容をごらんになりたい方はこちらからダウンロードしてください。